学習障害を持つ子を担当する場合、具体的にどんな教え方をしたらいいのでしょうか?
まずはその生徒のできるところとできないところを詳しく分析します。
それには、保護者の方との協力も必要でしょう。
そして、その生徒がどこでつまずいているのか、どんなことが特徴的なのかを知ります。
その症状により以下のような教え方を授業に取り入れていきます。
◆絵や写真などのカードを用いて、視覚的にわかりやすいようにする。
◆大きなマス目のノートを与える。
◆黒板などを有効に使う。
◆前のほうの聞こえやすい席に座らせる。
◆窓際など外がよく見え席の位置は避ける。
◆15分ごとに授業を区切って、集中させるような内容にする。
◆OHPなどを使う。
◆数字などの概念は具体的なものに置き換えたりして理解を図る。
◆模型を使ったり、実験で目に見えたりするようにする。
◆プリントは拡大して見やすくする。
◆電卓を使用させる。
◆その他の道具を使用させる。
◆運動面においては、その子が得意とするものを見つけて、そこから伸ばしていく。
◆ゲームや遊びなどを通して、運動を身につけさせていくとよい。
◆できないことを無理強いしない。
一番大切なのは情緒面のフォローになるでしょう。
学習障害の子は、できなかった自分に対して自信喪失したり、パニックになったりすることがあります。
学習面のつまづきから二次障害を起こさないようにしなければなりません。
集団に入れない場合、他の子の中で面倒見のいい子を選んでその子と同じグループにする。
友達などとけんかになったりした場合、教師が仲立ちに入るなど、お互いの理解を深めるために、教師が導いてやらねばなりません。
教師がやらねばならないことは無限大です。
そしてそれは試行錯誤を重ねながらであり、とても難しいことです。
教師といえども、完璧にこなすことは不可能と言えるでしょう。
専門家の意見も取り入れ、先輩方の意見も聞き、保護者からの意見も聞き、とにかくいろんな方面からの情報を得ましょう。
そしてそれをどんどんと授業に取り入れてみましょう。
教師が真摯に取り組めば、親御さん達からの理解もきっと得られることでしょう。