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就職を決める時

学習障害を持つ生徒が就職先を決める時に重要となってくるのは、その仕事内容です。
学習障害は、困難な部分が人それぞれ異なるからです。
その生徒が、どの部分が困難であるのか、それを使わなくても良い仕事なのか、得意な部分を有効に活用できる職場なのかをよく調べる必要があります。

また、就職の面接の際、学習障害を隠したがる人がいるかもしれません。
就職に支障がないのならば言わなくてもいいのではないか、差別を受けたくない、などの意識が働くこと仕方のないことです。
しかし、それを隠したまま就職した場合に、長い間一緒の職場で働いている仲間に「何かおかしい」と思わせてしまうかもしれません。
「さぼっているのではないか?」「怠けているのではないか?」「わざと失敗しているのではないか?」などと思われ、他の人々にきつく当たられ、職場にいにくくなる、などという悪循環に陥ってしまうようになるかもしれません。

また、のちのち学習障害によって仕事に支障が出た場合、「なぜ面接の時に伝えなかったのか?」と責められるようなことになりかねません。

そういったことのないように、やはり就職の面接時にはきちんと伝えておくべきでしょう。
自分は何が苦手である、しかし何ならば誰にも負けない、といったようなメリットをしっかりアピールしましょう。
それをわかった上で採用する会社は、その先働くのに申し分ないはずです。
そのような会社であれば、得意な分野の仕事内容を任せてもらうことも可能でしょう。

面接の段階で、学習障害への理解を示してもらえない会社では、せっかく就職してもその先長く勤められるかわかりません。
何度も入退社を繰り返すことは、学習障害のある人にとってはとても辛いものです。
就職先を決める際には、慎重に調べましょう。

日本ではまだまだ理解が少ないゆえに、就職先を見つけることが困難に思われるかもしれません。
しかし、あきらめないでください。
学校時代では想像しなかったような可能性が、学習障害を持つ人に眠っている場合が少なくないのですから。

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